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“全ての子供にノートPCを”

エコノミストの別冊を読んでいて、途上国の子供達に100ドルのノートPCを配るプロジェクトが進行中だというのを知った。
One Laptop per Child (OLPC)という非営利団体が進めており、代表はMITメディアラボ所長である、ニコラス・ネグロポンテ氏(雑誌「Wired」の生みの親としても有名)。

このプロジェクト、途上国の教育―特にメディアリテラシーの部分を根本から変えていこうというのが狙いで、数年前に氏がカンボジアのある村にコンピュータを寄贈し、子供達の教育に役立っている現状を見て、思いついたのだという。

d0032310_17303995.jpg右がつい先日発表された、100ドルPCのプロトタイプである。

緑と黄色でかなりファニー。
右側の黄色いレバーは手動発電になっていて、1分間回転させると約10分間使えるとのこと。
連続使用をしようとするとかなりグルグル回さないといけないが、電源の供給がままならない地域においては必須の機能なんだろう。
“100ドル”でホントに作れるの?と思ってしまうが、流通に係る経費やら、いろいろコストカットを検討し、現在110ドル近くまで抑えることに成功しているらしい。
このPC、費用の100ドルは各国政府持ちになるようだけど、既にブラジルや中国、エジプト、南アフリカ、タイなどがこのパソコンを子供たちに配布することを決めているという。

ネット接続はどうするのかとか、まだまだ課題はいろいろあるみたいだし、途上国とはいえ、ある程度の暮らしが保障された地域でないと、この取り組みはなかなか馴染まないだろう。(まず今日食べるものをどうするか、という深刻な食糧問題を抱えた国にとっては「何寝ぼけたこと言ってんの」となる)

けれども、子供の好奇心を純粋に育てようとするこの取り組みは、いろんな可能性を秘めたなかなか面白いプロジェクトだと思う。
これからどうなるか、楽しみだ。

MYCOMレポート
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/09/30/olpc/
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by rocksaloon | 2005-12-12 21:06 | ヤミナベ
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