映像に何か音をつけるとき、本物の音を使うとかえってウソっぽく聞こえる。
だから、リアルに聞こえる音を道具で作り出すのだという。 大島渚監督の作品などで活躍した録音技師 木村哲人さんが、自著(「キムラ式」音の作り方) の中の章のタイトルとして使った言葉です。 つまり、耳に入った音というのは、そのまま脳に記憶されるんじゃなくて、 イメージによって増幅させられたり、変容させられたりしているというわけ。 人間の記憶なんていかに曖昧かがよく分かりますね。 ↓ちなみに、音楽と脳に関しては、こんな本もあります。(未読) 音楽する脳 ウィリアム・ベンゾン (著), 西田 美緒子 (翻訳) / 角川書店 レビュー:『人はなぜ、音楽に心を動かされるのか?そのメカニズムを神経系から考察し、脳の内部でリズムと音が「音楽」になり感動を巻き起こすまでの不思議を認知科学者が分かりやすく解き明かす。』 だって。気になるー。
by rocksaloon
| 2006-01-30 21:46
| 本&アート&写真
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