今日は、ワタクシめの心の師匠(?)、ジェイムス・テイラー(James Taylor)さんを、あらためてご紹介したいと思い、筆をとった次第でございます。
ご存知でない方のために念のため申しますと、ジェイムス・テイラーさんは、70年代から活躍するアメリカのシンガー・ソングライター。とても優しい声で歌う、昔はイケメン、いまやすっかり頭髪の淋しくなったオジサンでございます。同姓同名の方がアシッド・ジャズ~テクノの分野でいらっしゃいますが、その方とは別人でございます。 ジェイムス・テイラーさんとは、もうかれこれ15年ぐらいのお付き合いになるんでございますが、最初に手に入れたCDが彼の活動を集大成したような2枚組ライヴ・ベストだったということもあってか、なかなかこれまでオリジナル・アルバムには手が伸びなかったんでございます。 ま、当時は金が無くて買い足せなかったってのもありますけれども、“変わらぬ良さ”という彼の作風もあって、ライヴに足を運び(あまりに気持ちよくて寝ました)、2、3枚オリジナル・アルバムを手に入れた時点で、すっかり満腹になっておりました。 ところが、先日友人宅に遊びに行きましたところ、友人はジェイムス・テイラーさんの初期のアルバムを何枚か所有しておりまして、「おっ、これ持ってねぇや」という一枚を軽い気持ちでCDプレイヤーに乗っけたところ、そのあまりにもブリリアントなギターの音色に、あらためて感動してしまったわけでございます。 それが、この70年発表の2nd、「スウィート・ベイビー・ジェイムス」でございます。 彼の代表作の一つでございます。 なのになぜ今まで持っていなかったかというと、代表作であるが故に、11曲中4曲が上記ライヴ盤に入っていたのでございます。金欠の際に4曲もかぶってるアルバムを買う贅沢など、とてもとてもできるはずがございません。 しかし!今までなんと勿体無いことをしていたのでしょう。代表曲である(7)「Fire and Rain」、(1)「Sweet Baby James」、(4)「Steamroller」、(5)「Country Road」の輝きは言わずもがなですが、彼お得意のゴスペル調(2)「Lo and Behold」、メロディの際立つ(3)「Sunny Skies」、愛すべき小品(8)「Blossom」など。。。ライヴ盤に収められていない曲たちも、これまた素晴らしいではありませんか。 ほんと、今まで、ファンを自称してて何やってたんだという気持ちで一杯でございます。 これからは、過去の作品にも愛情を持って接し、95年以来実現していない日本公演の日を待ち望みたいと思います。 その際には、ぜひ関西まで足をお運びください!(95年の来日は東京のみでした。) ちなみに、ワタクシが「ジャズ、カッコイイな」と最初に思ったのも、ライヴ盤で彼の「Traffic Jam」というスリリングなジャズ風味の曲を聴いたのがキッカケだったように思います。 そういう意味で、いろんな面での心の師匠。 ありがとう、ジェイムス先生。
by rocksaloon
| 2006-05-30 08:46
| 音楽
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