カテゴリ:本&アート&写真( 52 )

キテるジャケ集。

d0032310_1121777.jpg『The record covers ―
17人のグラフィックデザイナー/クリエイターが238枚のレコードジャケットを並べてつくったグラフィックデザイナー/クリエイターのための新・デザインガイド』

江森丈晃編、ブルース・インターアクションズ、2,940円(税込) 2005/6/17 発売

(オーベッカ/EYE(ヤマタカEYE)/稲葉英樹/井口弘史/伊藤桂司/石黒景太/千原航/LAURENT F´ETIS/秋田昌美/山本ムーグ/野田凪/宇川直宏/阿部周平/スケートシング/SUBWAY LUNG/SYRUP HELSINKI/江森丈晃)

今、旬のグラフィックデザイナー、クリエイター(アーティストも含む)17人が、各々の“気になる”レコードジャケットをチョイス、それにコメントをつけて紹介するというもの。まぁ、タイトル通りなんですが。。。これはヤバイよ。頭の中がグルングルンするぐらい、ヤバイブツが揃ってる。今までジャケットデザインを取り上げた書籍はいくつかあったけど、ここまでブッ飛んだチョイスは見たこと無い。

単に眺めるだけでも十分刺激的だが、コメントを読み、気鋭のクリエイター達がどういう観点でデザインを見ているかというのを知るのも一興。彼らの思考回路とか着想の源を覗き見した気分になれます。
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by rocksaloon | 2005-08-03 18:00 | 本&アート&写真

『THE BOOK OF BUNNY SUICIDES』

d0032310_9152721.jpg昨日の晩、書店の絵本コーナーにて、『THE BOOK OF BUNNY SUICIDES』 という海外の漫画を見つけた。
ペラペラとめくってみると、ヘタウマなタッチの画で、様々な手段で自殺(SUICIDE)を試みるウサギたちが描かれている。
まず、画がのほほんとしたタッチなので、まったく緊迫感がない。しかも、その自殺方法というのが、どれも「ありえねー」とか「まどろっこしー」というようなものなので、かえって笑いを誘う。(例えば、蹴られる直前のラグビーボールに地中からすり替わり、頭を蹴られる、とか。)ブラックだ。
表紙の絵を見て気になった方は、本屋で探してみてください。くだらなさ満点です。(本編は、表紙ほど分かりやすいネタは少ないです。)

The Book of Bunny Suicides
Andy Riley (著)


追記:
ここで一部、楽しめます。というか、これだけ見られれば十分という話も。
http://unix.rulez.org/~calver/pictures/bunny_suicides/
磁石屋(?)とナイフ屋(?)の間で、ナイフが貫通するのをじっと待つウサギの後ろ姿に1票。
近未来映画風の転送シーンのやつも好き。(転送しきれず死亡というやつ)
アナタはどれがお好みですか?
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by rocksaloon | 2005-08-02 08:49 | 本&アート&写真

徴妙 干葉県 インフレエンザ。

ネットで「カウンセリング」と検索しようとして、誤って「関せリング」と入力してしまった。しかし、予想に反し、googleで68件もヒット。
一覧で出てきたのを見ると、どれもワザと書いている様子はない。素で間違って「カウンセリング」を「関せリング」と書いた人、しかもそれをWeb上で公開しちゃった人が68名もいたようだ。
なんか、妙な連帯感。

ふと思いついて、今度は「プラグラム」(プログラムの打ち間違いを想定)と打ってみた。
なんと13,200件ヒット。
間違いすぎやろ~。
では、「プログラーム」はどうだ?
そんなやつぁいねぇだろと思ったが、
これも43件ヒット。
うーむ。。。そうか。。。

。。。と見ていると、必ず上位に出てくるサイトがあったので、訪問してみた。
http://www.tt.rim.or.jp/~rudyard/index.html

d0032310_16345221.jpgアッ!先人がいた!!!
しかも、書籍化されてる!!
しかも、発売日は2005年5月25日!!最近じゃん!!


ちっ もう少し目をつけるのが早ければ。。。
====================================>
「バカにみえる日本語」(辰巳出版株式会社)840円

※同系の本に「いいまつがい」(ほぼ日ブックス・糸井重里編)1,575円 があります。
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by rocksaloon | 2005-07-28 08:43 | 本&アート&写真

悪党

d0032310_2073822.gif『悪党(ワル)!―ロンドンの歌舞伎町のボスがぶちまけた“超過激人生”―』
 デイヴ・コートニー:著(2001年発行)


ドラッグ以外の全ての悪事に手を染めながら「古きよき時代のギャング道」を貫くデイヴ・コートニー。イギリス犯罪史上に名を残す『ロンドン最強軍団のボス』が綴った破天荒な悪の自叙伝。

以上、Amazonより引用。
ひゃー、こえぇ。でも読みたい。

まさかな、と思いつつ、念のため調べてみた。
。。。京田辺市と舞鶴市の図書館にあるって。

図書館って寛大だナァ。
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by rocksaloon | 2005-06-22 19:00 | 本&アート&写真

瀬尾まいこ 「幸福な食卓」

d0032310_1984422.gifもうすぐブレイク!?という某雑誌の紹介を見て、久々に先物読み。
(とはいえ、出たのは去年。。。遅すぎ。)
佐和子という女の子を中心につづられる、ある家族の物語。

。。。おもろいよ、これ。

笑えるとかそういうのではなくて、読んで、ただおもしろい。
語り口が軽妙で新鮮。そしていつも微妙にずれてる。
そのリズムが、読んでるうちにだんだん心地よくなってくる。

ストーリーの大筋は、全くハッピーではないはずなのに、
なぜか、温かい気持ちになる原因は、この飄々とした語り口にある、と思う。

瀬尾まいこさん、大阪府出身で、丹後(京都ね)で現役の中学校の国語教師だとのこと。
この語り口、どことなーく関西ノリと言えなくもない。

で、今amazonの書評を見たけど、「人物造形が曖昧というか浅い」ゆえに低評価の人がいた。語り口調も「カマトト」ぶっていると。

うん。たしかに。まったくご指摘どおり。
けど、それがどうした?って感じ。

僕は、曖昧さがあってこその作品に思えたし、底辺に流れる「カマトト」感は、(無意識か意識的かはともかく)作者の個性だと感じたわけで。

要は、読者の好みですね。 評価は分かれると思います。
受け付けない人はまったく受け付けないだろうな。
ただ、この語り口調、なかなか真似できんよ~。
僕はまず、「ウマイっ」ってヒザをたたいた。(←古いリアクションだが)
そして思わず、朗読したくなった。(←というかホントに読んでみた)

いずれにせよ、読んでみないと好みかどうか分からないと思いますので、本屋で見かけたら、冒頭を少し読むことをおススメします。2、3ページ読んだら判断できるでしょう。

講談社より。¥1,470 (税込)。
【注意!!】オビに書いてある絶賛コメントは無視しましょう。期待感をヘンに煽ってイイことなし。ウソが書いてあると思ってちょうどイイ。
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by rocksaloon | 2005-06-20 19:12 | 本&アート&写真

「複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち」

d0032310_17441411.gif最近、何かと話題になる「複雑系」。

。。。勝手に自分の中で話題になってるだけ?
イヤイヤ、映画『バタフライ・エフェクト』も複雑系の理論から出てきた話でしたし、以前書いた『ベーコン理論』もそうでした。

。。。あ、単に自分のチョイスの問題か。

まぁそれはさておき、「複雑系」という言葉自体は以前から聞いて知ってたけど、いざ「複雑系って何?」と聞かれると、しどろもどろになる自分がいたので、一度ちゃんと歴史を知っておこうと思い、手に取ったのがこの本。

『複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち』
M.M.ワールドロップ/著。書かれたのは1992年。
翻訳されて最初に日本で出版されたのは1996年なのかな?
その後、いわゆる“複雑系ブーム”を巻き起こした話題の本だったらしいです(無知なんで知りませんでした)。約10年遅れでマイブーム。ま、いいか。

。。。つーかね、まずこの本、文庫で700頁に及ぶ大書なんで、読むのにメチャクチャ時間かかりました。ワールドロップさん、気合い入りすぎです。もうちょっとコンパクトにしてくれー。

で、内容はというと、タイトルで推し量れる通り、“複雑系”というジャンルを初めて研究対象のメインに掲げた米国『サンタフェ研究所』の設立前からの変遷と、その研究所を巡る研究者たちのドキュメンタリー。
いや、ほんとドキュメンタリー、です。いろんな分野の著名(らしい)研究者たちが、それぞれの関係性のもと、数珠つなぎで紹介され、彼らの研究に賭けるアツーイ思いや行動をまるでその場にいるかのように臨場感たっぷりに追体験できます。なんか、プロジェクトXを見てる感覚。とにかくアツイ。
けど、肝心の“複雑系”については、あまりにも話が長すぎて、イマイチピンと来なかった。そこんとこはアツク語ってほしいんじゃなくて、分かりやすく語ってほしいんですが。。。

どうやら、この本は、かなりの誇張を持って書かれている模様。実際の登場人物からも「誇張しすぎ!」と指摘があったようです。ワールドロップさん、アツクなりすぎたか。まぁでも、単純に物語としては楽しめます。漠然と“複雑系”のスゴさを感じます。

僕は読後、研究者たちのアツイ“生きざま”に感銘を受け、おもわず


うおぉっ!研究者になりてーっ!!

と心の中で叫んでいました。
間違った効用が。。。


これから研究者を志すアツき魂を持った学生におススメ。

★       ★       ★       ★

ちなみに、複雑系とは、「ある場所に起こった小さな出来事が、その周辺にある多様な要因に働きかけ、それが複合されて、しだいに大きな影響力をもつようになり、遠く離れたところで事件の原因となる」というのが基本的な考え方だそうです(『現代用語の基礎知識2004』)。分かったような分からんような。
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by rocksaloon | 2005-06-20 19:05 | 本&アート&写真

ベーコン指数。

d0032310_17165417.jpgマーク・ブキャナン 「複雑な世界、単純な法則」
ネットワーク科学の本。本屋で立ち読み。
この本自体は、真剣にいわゆる「複雑系」を学ぶ人には不評らしい。
が、一つ興味深いことが書いてあった。

各人の知り合いの知り合い...を辿っていくと、
なんと、6人目で、世界中、約60億人の人とつながるのだという。

スゲー。

「6人」って具体的に聞くと、ほんとかよ!?って思ってしまうが、
つい最近、友人との会話の中でものすごいタイムリーな話題があって、
僕はミョーに納得してしまった。

それは、友人のギターの師匠について、話をしてた時。
友人の師匠の師匠は、“HARU(高内春彦)”なんだそうだ。
有名な人らしいが、
小生は、恥ずかしながらそのHARUさんを知らなかったので、
ネットで調べてたら、彼のプロフィールに、
師匠は“渡辺香津美”と書いてあるのを発見。

ワタナベカズミさんなら、よく知っている。
というか、かなりファンだ。
昔、深夜にやってた『夢の乱入者』という音楽番組が好きでよく見てて、
そこで超絶テク・ギターを弾いてたお方だ。

僕>友人>友人の師匠>HARU>渡辺香津美 で4人目。

おー、知ってる有名人につながったよー。

さらに続けると、
『夢の乱入者』の記念すべき第1回目(1990.02.16)のゲストは原田芳雄。
そして今、月9ドラマ「エンジン」で、原田芳雄は木村拓哉の父役。

わ!6人目でキムタクにつながった!

スゲー。

※でも、実はその後、友人>段田安則>キムタクのラインもあると判明。
 (ドラマ『Good Luck!』で共演)
 ウーム、恐るべし友人。。。


ちなみに、さっきの「6人目」という数字、もともとは
“ベーコン指数”という理論から来てるようです。
ケビン・ベーコンのベーコン。
俳優の。
ケビン・ベーコンを起点に、ベーコンと共演したことのある人をベーコン指数1、
その人と共演したことのある人をベーコン指数2 とすると、
ベーコン指数6までで米国の全ての俳優(映画出たことある人)が収まるんだって。

“世界中の人とつながる”っていうのはなんか眉唾っぽい匂いがしますが、
“ベーコン指数”の方は、ここで調べられます。
http://www.cs.virginia.edu/oracle/

  試しに Stevie Wonder を入れてみました。
  -----------------------------------------------------------------------
  The Oracle says: Stevie Wonder has a Bacon number of 3.
 
  Stevie Wonder was in Bikini Beach (1964) with Andy Romano
  Andy Romano was in Kansas (1988) with Kyra Sedgwick
  Kyra Sedgwick was in Woodsman, The (2004) with Kevin Bacon
  -----------------------------------------------------------------------
  
ベーコン指数3。割と近いぞスティービー。


。。。つーか、こういうことを真面目に研究してること自体が面白い。
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by rocksaloon | 2005-05-27 18:20 | 本&アート&写真

リチャード・バック 「イリュージョン」

d0032310_19171843.jpg友人お薦めの、リチャード・バック「イリュージョン」読了。
村上龍のあとがきにあるように、
しばらくボンヤリと空想と現実の境を彷徨ってしまった。

前に同じ作家の「かもめのジョナサン」は読んだことがあった。
基本的には、同じ思想の上に物語は進行する。
しかし、決定的に違うのは、その“肌触り”。
すごくストイックで、俗の部分を一切排したのが「かもめのジョナサン」なら、
清濁併せ飲んだのが、この「イリュージョン」だ。
だから、読者を虚空に突き放す挑戦的な言葉も、
どこか、人間くさいし、あたたかい。
読んだ後に、これほど充足感に満たされる本はそうそう無いと思う。
自分の本棚の特等席に置くことになった。

あとがきで紹介されている、バックの言葉もいい。
本編に比べると、ちょっと直接的だけど。

『人間が本当に愛するものを見つけることはとても大変なことで、それがすべて、要するに人生の中心だと思うね。一生かかっても、ついにそれが見つからない人も多いと思うんだよ。だけど、ドアが閉まっていても、いつかは絶対に自分の好きなものが見つけられると、そういうふうに導かれているんだと信じることだね。だいたいは、どこもかしこも閉まっていると、絶望的になっちゃうんだよ。だけど、あっちこっち叩いているうちに、どこかのドアがポンと開くと思うんだね。そこへ入る、またドアが全部閉まっている。必死になって叩くと、またひとつだけドアが開く。そういうところをひとつずつ通過しているうちに、いつか、ものすごい光が自分の中に出てくるはずなんだよ。』

「イリュージョン」 リチャード・バック(Richard Bach)作・村上 龍訳/ 集英社文庫(現在絶版)

ちなみに僕はamazonで手に入れました。
最初、リアルショップで買おうと思い、かなり古本屋を巡りましたが、
人気があるらしく、とうとう出会うことはできませんでした。
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by rocksaloon | 2005-05-26 21:18 | 本&アート&写真

図典の誘惑

d0032310_18565511.jpg基本的に、僕は

「辞典」 とか、
「図鑑」 とか、
「百科事典」 という言葉にヨワい、らしい。

「完全版!」 とか、
「決定版!」 とか、
「全てを網羅!!」 とか、本の帯に書かれちゃうと、

「そうかーぁ、全てを網羅かぁー、すごいなぁー」と単純に感心し、
すぐ「ほしいなー」と思ってしまう。

図鑑とか事典って、ページをめくるたびに新しい知識がモロに得られるし、
ものすごく知的好奇心をくすぐられるというか。

高校生の頃、なけなしのお金はたいて「広辞苑」買ったことあるし。
(ヘンな高校生~)


そんな僕が今、心を奪われ、猛烈に欲しいと思っているのが、
何を隠そう、小学館より刊行されている 「食材図典」 である。

なんてったって、食材である。人間の生きる糧なのである。
写真の方は生鮮食材篇で、加工食材篇も出ている。
書店でぱらぱらっと見たが、

「うぉー、“オレンジ”にはこんなに種類があるのかー」 とか、
「ほーぅ、“からし”の起源はここにあったかー」 とか、

感心することしきりであった。
値段は一冊約6,000円。少々お高いが、

いつかは我が書棚に迎え入れようぞ!! と

鼻息荒くすることしきりなのであった。

(後日談)
知人にこの話をしたら、「買ったら絶対よまへんって!」ってつっこまれた。
。。。。。僕もそう思う。
    てゆうか、家で読みふけってたらちょっとコワイ。
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by rocksaloon | 2005-05-18 18:58 | 本&アート&写真

消化不良but自業自得。

d0032310_18295237.jpg僕が競馬に目覚めた頃に読んだ「馬は誰のために走るか」(木村幸治著)。
馬と馬を取り巻く人間のドラマを読み切り形式で分かりやすく紹介していて、
僕が競馬にハマるきっかけになった本で、かなりお気に入りの一冊だったのですが、
1週間ほど前、その本を「あまり良くない」と批評しているサイトを見つけました。

お気に入りの本が批判されてて、ちょっと ムッ と来たものの、
そこでは、「この本よりも良い本がある」として“ある本”を紹介していて、
それほど競馬本を読み漁っていない僕はぜひ読みたいと思ったわけです。

しかーし!!

今、その本のタイトルも、紹介していたサイトも
きれいさっぱり忘れてしまっている自分に気付きました。
たしか「馬は誰のために走るか」で検索して見つけたはず。。。と思って
再度検索してもサイトは見つからないし、閲覧履歴も消しちゃってる。
後に残ったのは、「あまり良くない」という批評の記憶と、お気に入りの本を批判された不快感のみ。
ものすごーい消化不良。

誰かなんとかしてくれー!!!

       あぁ、アホすぎる。。。 orz
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by rocksaloon | 2005-05-16 21:00 | 本&アート&写真